他のサイトと比べて、みなさんのWordPressサイトのページ読み込みが遅いと感じたことがないでしょうか。
それとも、ページスピードはそこそこ速いし、特に気にかけたことはないとお考えでしょうか。
Googleがその公式発表にて、訪問ユーザーにストレスを与えないためにサイトのページ読み込みを早くするよう推奨し続けています。
要するに「ウェブサイトがサクサク動くようしっかりサイトを管理するように」ということです。
Googleはウェブサイトを評価し、そのウェブサイトページの検索結果の順位をつけますが、ページスピードが遅いサイトについては、良い評価は得られません。
したがってウェブサイト管理者は、ページスピードがより速くなるようウェブサイトを軽くしたり、よりハイスペックなサーバーを選ぶことなどの改善に努めなければなりません。
サイト管理者にとってページスピードは重要なことである、ということです。
そこで今回は、このページスピードの速さで代表されるウェブサイト「阿部 寛のホームページ」を例にとり、ワードプレスサイトでも「阿部 寛のホームページ」なみに爆速にする方法をご説明します。
WordPressサイトを、阿部 寛サイトのように爆速に
しばしばウェブ界隈では、俳優の阿部 寛のホームページについて話題になります。
試しにアクセスしてみてください。
加えて、サイト内を周ってみてください。
話題となる所以がお分かりいただけるかと思います。
ページ読み込みが爆速がなんです。
ページが軽くサクサク動いて、気持ち良くないでしょうか。
ここで、みなさんのウェブサイトと比べて、そのページスピードの差を体感してみてください。
世界最速WordpressサーバーでECサイトを作ってみた
まずは、以下の動画をご覧ください(30秒)
上記動画内のサイトにおいて、クリックと同時にページが切り替わります。
「ページ読み込みをする時間」自体があることを感じさせません。
これが、世界で五万とあるWordPressサーバーのなかでNo.1と評されるサーバーの実力です。
このサーバーはKinstaというものですが、詳細はあとでご説明します。
ページがサクサク動くことは、Google検索結果の上位表示のために重要
Googleはその公式発表において、ウェブサイトのページ読み込みスピードが、サイト訪問者の行動に大きな影響を及ぼすということを報告しています。
表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率は32%上昇する。 表示速度が1秒から5秒に落ちると、直帰率は90%上昇する。 表示速度が1秒から6秒に落ちると、直帰率は106%上昇する。 表示速度が1秒から10秒に落ちると、直帰率は123%上昇する。
引用元:https://www.thinkwithgoogle.com/marketing-resources/data-measurement/mobile-page-speed-new-industry-benchmarks/
要は、サイトを爆速にするよう言っています。
冒頭にご紹介した「阿部 寛のホームページ」において、サイトがサクサク動くことからストレスなく快適に感じられたかと思います。
ユーザーエクスペリエンスを重んじるGoogleは、みなさんが感じたその感覚を重要視しているということです。
そもそもワードプレスは重い
WordPressは、そのインストールの手軽さや多種多彩なテーマ、豊富なプラグインが簡単に実装できるため、その人気を伸ばし続けています。
しかし一方で、ウェブサイトの読み込みスピードが遅くなることや、サイト自体が重くなるという問題を抱えています。
これは使用しているテーマやプラグインが、そのサイトにとって不要な機能やスクリプトを多く含んでしまうこと、またそれらテーマやプラグイン同士の互換性の問題などが発生するためです。
このページに来られたあなたの場合であれば、サイトを重くするプラグインや不要なプラグインは削除するなどという対策を既にされているかもしれません。
しかしこの程度の対策を済ませたら、他に改善できる余地がはっきりしなくなり、よって改善を止めてしまうことかもしれません。
ここでウェブサイトの土台であるサーバーについて放っておいてはいけません。
今使っているサーバーはベストであるか、改めて整理する
あなたは、なぜ今のサーバーをお選びになりましたか。
私は10年前に、WordPressでのウェブサイト運営を始めました。
当時おそらく、どこかのアフィリエイトブログを見て深く考えずに「安い」という安易な気持ちで、ロリポップを選びました。
ロリポップはそのブランディングと宣伝する力には感心しますが、例えば世界標準でそのサーバースペックを考えた場合、とてもお勧めできるものではありません。
よくもそのようなサーバーを選んだと今では不思議に思えるほどです。
ここで私があなたにお聞きしたいのは「あなたは、あなたが今使っているサーバーを選んだしっかりとした理由がありますか」ということです。
そのサーバーでなくてはいけない理由があるのか、ということです。
もし、そのサーバーでなくてはいけないという理由がない場合、場合によっては長期的に大きな機会損失を招く恐れがあるためです。
先にも述べましたが、サーバースペックが十分でないことによるページスピードの低速化が、Googleが重視するユーザー満足度を低下させることとなります。
このことから「たとえ良いコンテンツを作ったとしても、サーバーが悪いことから結果、Googleから良い評価がされない」という、とても残念な状況がずっと続いてしまうこととなります。
適切なサーバー選ぶ
適切なサーバーを選ぶということの答えは、あなたご自身のそのウェブサイト運営への打ち込み具合によって変わってきます。
趣味の発信をする程度のサイトであれば、さくらサーバーやロリポップでもいいかもしれません。
これは、Googleからの高評価を得ることを期待しないためです。
もしアドセンスやアフィリエイトで収益化するために、Goolge検索結果の順位をより良くしていきたいならXserverやmixhostでいいかもしれません。
ただXserverは平凡サーバーであるため、私からはお勧めできません。
この「Xserverが平凡である」ということについて、JEPISTAでは10以上のサーバーのスピード検証を実施しており、各サーバーの「実際の速さ」比較をご確認いただけます。
そして「Xserverは速いスピードではない」ということが検証から実証されております。詳しくは以下をご覧ください。
WordPressサイトを阿部寛のホームページ並みにするなら、世界最強サーバー「Kinsta」
ここでは4つの客観的事実よりKinstaが最強サーバーであることをお知りいただきます。
そもそも「Kinstaとは」ということについては以下をご一読ください。
Kinstaのスピードを検証
JEPISTAでは、多くのWordPressサーバーを実際に利用し「本当のスピード」を検証しております。検証は全て動画にしております。以下ブログからスピード結果や検証動画、結果データ、ランキング、偏差値をご確認いただけます。
Kinstaは、Googleが一番に勧めているWordPressサーバー
JEPISTAではKinstaを「世界最強」と評してますが、なぜならGoogleがそう認めているためです。
Googleの公式ドキュメントにて、WordPressサイトを運用するのであれば「KinstaかwpEngineを利用することを検討ください」と言っており、Kinstaを一番に勧めています。
本サイトもKinstaで、スピードが84%UP
XserverからKinstaにサーバーを切り替えた結果、ページスピードが84%も速くなりました。
また日本からのページスピード検証では、Kinstaにサーバーを切り替えたことで95%もスピードアップしたことが確認されました。詳しくは以下のブログご覧ください(動画有)。
Xサーバー vs Kinsta【WordPressサーバー スピード対決】#1
Kinstaを実際に使っている体験談
以下のブログでは、Kinstaに移行した経緯から、使ってみての感想・口コミが詳しく書かれています。
ご参考ください。
サーバーのせいで、努力が報われないとならないために
WordPressサイトを運営していくうえで、試行錯誤しながらユーザーにとって充実したコンテンツをとなるよう多くの時間を費やすことかもしれません。
その努力の結果として、ウェブサイトのトラフィックが増え、Googleからの評価が上がり、それがさらなるアクセスを集めるという好循環となることを目標にすることでしょう。
しかし現実には、あなたのサイトのスピードを良くしていかなければ、Goolge検索結果において上位に表示されない場合となることもあり結果、誰もあなたのウェブサイトに来ないという、極めて「もったいない状態」が続いてしまう恐れがあります。
国内のレンタルサーバーシェアのトップ3がXserverやロリポップ、さくらのレンタルサーバというデータがあることからも、多くの方がこの「もったいない状態」に当てはまっていることが推測できます。
冒頭、ページ読み込みスピードが遅くなる原因に、テーマやプラグインが原因となるといいました。
「今さらテーマを変えるなんて無理」または「今さらプラグインを減らしたらサイトが成り立たない」というのが現状であるかと思います。
繰り返しになりますが、ただ偶然に契約したサーバー会社のサーバースピードが遅いことから、本来得られるはずのGoolgeからの高評価が得られない、というアンダーパフォーマンスな状況は避けなければなりません。
頑張っているのにサーバーのせいで報われない、ということにならないためにも、しかるべきサーバーを今一度しっかりと選定しうえでサイトスピードを上げていかなくてはいけません。
もしKinstaにサーバー移行をされる場合、初心者の方にも簡単にできるサーバー引っ越しのやり方を解説しております。
今お使いのサーバーがたとえXserverやさくらのレンタルサーバ、ロリポップなどであってもやり方は同じとなります(マネするだけでOKです)。
多くの方から「簡単にKinstaにサーバー引っ越しすることができた」とご報告もいただいております。
詳しくは以下のブログをご覧ください。
Kinstaをご検討ということであれば、Kinstaについて少しでもお知りいただけるようYouTube動画にて解説しております。是非、ご視聴ください。