YouTubeチャンネル登録者数210万人以上、教育系YouTuberの先駆者であるメンタリストDaiGo氏。
長年、YouTubeやニコニコ動画などの動画配信プラットフォームを巧みに駆使してきたDaiGo氏が2020年10月、独自の動画配信サービス「Dラボ」をリリース。
ニコニコ動画でもYouTubeにおいても大成功をしているDaiGo氏はなぜ、独自の動画配信サービスを作らなければならなかったのか。
本ブログでは、はじめに①Dラボとはどのようなサービスなのか ということについてを解説し、また②メンタリストDaiGo氏がDラボを作ったきっかけと経緯 を解説します。
そしてメンタリストDaiGo氏がDラボを作ったように③独自で動画配信サービスを持つ優位性 についてをお話しし、最後に④格安で・高品質な動画配信サービスを作ることができるアメリカのサービス についてもご紹介させていただきます。
- Dラボとは、どのようなサービスか。
- Dラボ とは
- 「ライトプラン」と「プレミアム」の2つのプラン
- 各プランの内容
- 各プランの料金
- Dラボの目的
- Dラボの会員数
- Dラボの開発者
- Dラボの開発費は「1.5億円以上」
- Dラボの開発期間は「1年半」
- Dラボの初月売上額は「8億円」
- メンタリストDaiGo氏は、なぜ独自の動画配信サービス【Dラボ】を作らなければならなかったのか
- YouTubeには、回避できないリスクがある
- 急成長している「サブスクリプション」ビジネス
- リスク回避と、急成長ビジネスから学んだ結果が「Dラボ」である
- Dラボのような「動画配信サービス・動画配信アプリ」をこれから作られる方へ【注意すべきこと】
- お問い合わせ
Dラボとは、どのようなサービスか。
ここでは、Dラボのプランや料金、サービスの目的、開発者、開発費用、開発期間、初月売上額について解説します。

Dラボ とは
Dラボとは、メンタリストDaiGo氏の動画をいつでもフルで視聴することができる動画配信サービスです。
NetflixやAmazon Prime Videoなどの動画配信サービスではさまざまな映画やドラマを視聴できるのに対して、DラボはメンタリストDaiGo氏の動画のみを視聴することができる、というサービスです。
「ライトプラン」と「プレミアム」の2つのプラン
Dラボには、ライトプランとプレミアムプランの2つのプランがあります。各プランの内容は次のとおりです。
各プランの内容
ライトプラン | プレミアムプラン | |
---|---|---|
Dラボ会員資格 | 〇 | 〇 |
プレミアム動画視聴権 | × | 〇 |
再生速度変更 | × | 〇 |
オーディオブック保存無制限 | × | 〇 |
バックグランド再生 | × | 〇 |
動画ダウンロード | × | 〇 |
オフライン再生 | × | 〇 |
各プランの料金
(税抜き表示) | ライトプラン | プレミアムプラン |
---|---|---|
月払い | 月額824円 | 月額1,200円 |
年払い | 月額599円 | 月額824円 |
Dラボの目的
DaiGo氏はDラボの目的について「知識のNetlixを目指している」と謳っています。
Dラボの会員数
DaiGo氏によると、Dラボの会員数は20万人以上であるといいます(2021年12月時点)。
Dラボの開発者
DaiGo氏の弟であるKeigo氏と、その他2名の計3名でDラボを開発されました。
Dラボの開発費は「1.5億円以上」
「Dラボの開発費は1.5億円から1.8億円」とDaiGo氏は説明されています。
Dラボのようにモバイルアプリを含めた動画配信サービスを、ゼロから独自で開発するとなると、1億円以上の費用がかかるのは通常です。
Dラボの開発期間は「1年半」
DaiGo氏は、Dラボの開発期間について「1年半ほどであった」と説明されています。
Dラボのように、独自で動画配信サービスを作り、それをモバイルアプリ化するためには、1年以上の時間が掛かるのこととなります。
Dラボの初月売上額は「8億円」
Dラボがリリースされた初月の売上は「7.9億円であった」とDaiGo氏は説明されています。
DaiGo氏はYouTubeやニコニコ動画にて、多くのファンを獲得されてきたので、Dラボにおいても初月から大きな売上を上げることに成功されています。
メンタリストDaiGo氏は、なぜ独自の動画配信サービス「Dラボ」を作らなければならなかったのか
YouTubeには、回避できないリスクがある
DaiGo氏は、長きにわたってYouTubeで発信活動されています。
YouTubeについてDaiGo氏は「YouTube運営側の一方的な都合により、たびたび規約が変更されることから生じるリスクや、アルゴリズム更新の影響による不安定リスクがある」ということを挙げています。
そしてこれらリスクは「YouTube」というプラットフォームのなかでのプレーヤー(ユーチューバー)としている限りは回避することができず、そのことは安定した収益を得るためのビジネスのモデルとしては適切でない、ということを言われています。
急成長している「サブスクリプション」ビジネス
DaiGo氏は、NetflixやAmazon Prime Videoなどのいわゆるサブスクリプション型(定額制)のビジネスが、海外においては急速に成長しているということに注目されています。
ヒット商品を世に出し続けなければならない他のビジネスとは異なり、サブスクリプションビジネスは、月額制や年額制などで収益を生むことから収益が安定化し、さらに会員数増減や解約率のデータから、将来の予想収益を導くことができる、とDaiGo氏は言います。
よって、安定した収益と資金計画が立てやすいビジネスモデルである、と結論付けられています。
リスク回避と、急成長ビジネスから学んだ結果が「Dラボ」である
YouTubeがこれからどのように規約やアルゴリズムを変更していくか、そしてそのタイミングすら誰にも予想することができません。
YouTubeの規約変更があるたびに、そのことがユーチューバー内での話題になることから、規約変更がユーチューバーに及ぼす影響があることがわかります。
そのほかにも「いきなりアカバン(アカウント停止)された」や「動画再生に対する広告収入が急減した」、また「ガイドラインに違反はないはずの動画がいきなり削除された」などというような報告が散見されるように、YouTubeというプラットフォームにおいて発信を続けていくということは常に、不安定リスクを抱えていくということとなります。
もし何の前触れもなく「広告収益減」や「動画コンテンツが削除された」などという影響を受けたとしても、YouTubeを利用する以上、発信者ユーザー(ユーチューバー)はそれらYouTube運営側(Google)の判断を予め全て承諾したうえでYouTubeを利用しているため、ほとんどの場合YouTube運営側(Google)の判断と行為が正しいとされます。
YouTubeに限ったことではありませんが「第3者が運営している動画配信プラットフォームにて発信をする」ということは、そのプラットフォームの運営者の考えと判断に依存する、ということを意味します。
そしてそのことは、自分ではどうすることもできない不安定リスクをずっと抱えていくということをDaiGo氏は指摘します。
NexflixやAmazon Prime、Disney+のようなサブスクリプション型(定額制)の動画配信サービスは著しく成長しています。
DaiGo氏によると、平均的な産業成長率が2%であるなか、サブスクリプション(定額制)を採用するビジネスは年率14%程度で成長しており、サブスクリプションを導入したビジネスはこれからより成長していくと予想されています。
定額制動画配信サービスであるDisney+がリリース後、予想よりも大幅に会員数を増やし海外で大きくニュースになったことや、自動車メーカーのポルシェが定額制サービスの導入を始めたという事実からも「自動車メーカーのようなに昔からあるビジネス」や「動画配信サービスのような新しいビジネス」であるに関わらず、サブスクリプション(定額制)を組み入れた事業者は、よりいっそう成長し、同時に、それがこれからのあるべき新しいビジネスモデルとして確立されている、とDaiGo氏は言われています。
YouTubeを含めた「第三者によって運営されているプラットフォーム」において避けることができない「不安定リスク」を回避するため、また世界で急成長している企業が取り入れている「サブスクリプション(定額制)」をいち早く導入し、これからの時代に最適化設計されたのが、独自動画配信サービス「Dラボ」である、ということです。
Dラボのような
動画配信サービス・動画配信アプリを
これから作られる方へ
Dラボのような
動画配信サービス
動画配信アプリを
これから作られる方へ
ジェピスタ では、これからウェブサービスやアプリの構築を始めれる方、とりわけ「動画配信サービス・動画配信アプリ」を作られる方にとって、事前に知っておくべき情報を専門家の立場から発信しております。
例えば「動画配信サービスを作ることができる開発サービス」についてや、「有名インフルエンサーが立ち上げた独自動画配信サービス」などについても記事で取り上げております。
つまり、「動画配信サービス・動画配信アプリ」界隈を熟知しており、かつ「動画配信サービス・動画配信アプリ開発を専門としているジェピスタだからこそできる発信をしている」ということです。
昨今、動画配信サービスを作ることができる開発サービスが多く誕生しており、「適切な開発サービス選び」が難しくなってきています。
「動画配信サービス開発」という分野においては、情報を十分に理解できない方々が、「なんとなく良さそう」といった理由から「その方にとって適切でない開発サービスを選んでしまい、結果、サービスをリリースしたあとに困ってしまう」といったケースが後を絶ちません。
貴方が選んだ開発サービスが、そもそも貴方が想像するサービスの在り方を実現できなければ、当然、当初想像していたサービスを実現するのは困難となり、そして「ユーザーを増やす」という成長フェーズになったときに不可避となる「サービスの改善」や「ユーザー体験度の向上」についても、困難なこととなります。
つまり、まず ①「サービスをどのような形としたいのか」という、サービスの形を具現化し、②「将来的には、有料会員10,000人にする」といったようなサービスが目指すゴールを設定してください。
そのうえで、いくつもある開発サービスのなかで、どの開発サービスだったら想像するサービスの形を実現することができるかをご確認ください。
そして、「有料会員10,000人」という目標である場合、いくつもある開発サービスのなかで、どの開発サービスだったら、「サービスの改善」や「ユーザー体験度の向上」を施していけるのか、要するに「どの程度のカスタマイズができるのか」をご確認ください。
貴方のサービスが「ユーザーを増やす」という成長フェーズになったとき、必須要件となってくるのが「サービスの改善」や「ユーザー体験度の向上」、つまり「サービスを良くしていく」ということであり、それを成していくためには、カスタマイズできることが大前提です。
言い換えると、サービスにカスタマイズを加えられない、もしくは限定的なカスタマイズしか施せない場合、サービスの向上は難しく、したがってユーザー数を増やすこと自体が困難なものとなってしまいます。
失敗しないため、間違った選択をしないためにも、「動画配信サービスをこれから作りたい」とお考えの方は、以下の記事を全てご一読いただくことをお勧めします。
記事の閲覧はもちろん無料です。
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