ジェピスタで、実際にあったアプリ開発のケースを、ここで簡単にお話しします。
はじめに、ここでの「通常会員」の定義をすると、
「通常会員」とは、自然流入のサブスクユーザーです。
つまり、
「とあるユーザーが、サイトに訪れて、プランに加入し、有料会員となる」といった方々です。
このようなユーザーを、ここでは「通常会員」とします。
他方、
ジェピスタにサブスクサービスのアプリ開発依頼をしてくださったA社様の場合、
上記のような、
「通常会員」とは別に、
A社様が業務提携する「第3者の団体」があり、
その「第3者団体に所属する方々」に対しても、同一アプリでサービス提供をしたい、
といったことでした。
そして、
この「第3者団体に所属する方々」が、サブスクプランに加入する場合、
割引価格でサブスクできる、といった形を実現したい、とのことでした。
そして、
その「第3者団体に所属する方々」が、プランにサブスク加入するまでの導線については、
特別なページなどを使用することなく、
「一般会員」がサブスクに加入する形と、同じページフローとすることで、
混乱なく、最大限シンプルにしたい、といったニーズもありました。
ちなみに、
A社様は、ジェピスタにアプリ開発をご依頼される前に、
すでにアプリを運営されていたのですが、
その旧アプリにおいては、
「第3者団体に所属する方々」がサブスク加入する場合、
通常会員がプランに加入する導線とは、
全く別の導線となり、
これが混乱の原因となっていたこともあり、
よって、
この要件はマストだったのです。
エンドユーザーが年齢層高めであり、
かつ、その団体に所属する会員数が1万人を超える、といった規模であったので、
導線上に、
少しの「紛らわしさ」があるだけで、
サポート業務がかなり膨大になったそうです。
その他の要件として、
その団体に所属する方々は、割引価格でサブスクできるようにはするものの、
通常価格で提供される「特定のサービス」にはアクセスできないようにする
といったご希望もありました。
つまり、たとえば
通常会員には、アプリ内で提供される「とある内容」にアクセスすることができるようにするが、
割引価格で加入したユーザーには、
その「とある内容」には、アクセスできないようにする。
といった感じです。
つまり、
要件をまとめると
・一般ユーザーには、通常価格3,000円(月額)でサブスク提供したい
・A社が提携している団体Bに所属する方々には、特別価格1,500円(月額)でサブスクを提供したい
・割引価格ユーザーには、特定のサービスに制限をかける。
※プラン加入は全て同じページからする(混乱回避のため)。
※もちろん、このサービスをウェブ・iOSアプリ・Androidアプリで展開する。
こういった開発があったことを記事にしておきました。
なかなか、ニッチな内容でしたね。
以上