お客様より、
「サブスク会員ユーザーが、動画を投稿できるメンバーシップアプリ」の開発のご相談をいただいています。
そのお客様は現在、
とある開発業者様を通じて、
サブスクの動画アプリを運営しているのですが
その開発業者様では、
こういった開発が困難であるため、
私にご相談をされてきて、
早1年といったところです。
「運営側が、サブスクユーザーに対して有料コンテンツを配信する」
というのが、一般的なメンバーシップサービスの形ですが、
「ユーザーも動画投稿できるようにする」といった形とするのは、
簡単ではなく、いろいろな壁が発生します。
とはいえ、
こういったお話しをいただくと、
私も、好奇心から「実現したいな」といった気持ちが生まれたりして
そのことから、
私の脳内CPUだけでなく、
つい、プライベートまでも犠牲にして、
開発に、リソースを割いてしまいますね。
なので、
半年くらい、全く更新できていないですね。
「サブスクユーザーが動画を投稿できるようにする」というのは、
とても良いアイディアです。
なぜなら、
「ユーザーのエンゲージメント」や、
「コミュニティに所属しているんだ!」といった感覚を持たせることができるので、
LTVを上げることにも繋がります。
また、
「サービスの値上げ」の理由にもなります。
もしくは、
上位プランを作る理由にもなります。
なにより、
「一方的に動画を見る、といっただけの受動的なサービス」であったのが、
「ユーザーもアプリ内で発信できるといった能動的なサービス」に、
サービスの形が変わります。
なぜ、アプリに「サブスク会員ユーザーが、動画を投稿できる動画アプリ」を入れたいか?
ということについて
そのサービスでは、
ユーザーが動画の投稿をできるようにすることを通じて、
運営側の「プロフェッショナルに、質問ができるようにする」といった目的があるためです。
「じゃあ、テキストで質問すればいいじゃん!?」
「動画のコメント欄に、質問すればいいじゃん!?」
「わざわざ、動画で質問する必要なくね!?」
テキストで質問が済めば、確かにいいのですが、
たとえば、テキスト化するのが、困難なケースもあります。
たとえば、
「手作業」や「体を動かす」といった類の場合、
それを文章化することが困難だったりします。
もし仮に、
言語化が得意なユーザーがいたとして、
文章で上手に表現して、
質問できたとしても、
質問される側が、
その文章を、正しくイメージすることができるのか、
といった問題が発生します。
もっと言うと
文章での質問によって
齟齬が発生するので、
「無駄なやり取り」が増大し、
これは運営側にとっても、
ユーザー側にとっても、
かなり面倒です。
そもそも、
動画では、
見せて質問できますが
文章などのテキストだと
見せて質問することができません。
ここで、あまり細かいことを言うことはできませんが、
いずれにしても、
動画配信アプリやメンバーシップアプリに、「ユーザーが、動画を投稿できる」をいった機能を入れるのは、
ユーザー満足度を向上させ、かつ、マネタイズにもなるので、とても良いアイディアですね。
これを、
今年の夏前までには
サービスに落とし込む予定です。
これまでも、
時間が取らないことが多かったので、
新規のご依頼などは、お断りせざるを得なかったのですが
夏までは、
また、そういった感じになりそうです。
それにしても、
新しいものを作ったり、
チャレンジできるのは、
とても幸せなことですね。