動画配信アプリの開発をしているなかで、
1つの例として、
「一般向け」と「法人向け」といった会員の種類があります。
「一般向け」とは、
一般のユーザーが誰でも、あなたのサブスクサービスに加入できる、といったものです。
他方、
「法人向け」とは、
貴方が「どこか第3者の会社など」と提携している、とします。
そして、その会社に属する会社員が、貴方のサービスに加入する、
といった形です。
これら2つを、
1つのアプリで両立させる場合、
入会の導線を「一般向け」と「法人向け」で全く異なるものとする必要があったり、
サービス価格や、サービス内容を違うものとしたりしますね。
それぞれに対して、
違ったサービス内容を提供する、ということはいいのですが、
それを1つのアプリ内でさせる
となると、
これは一気に難易度が上がっていきます。
サービス開発に携わったことがない方であれば、
サービスを簡単にすることこそ、
費用が掛かったり、
サービスをシンプルにすることこそ
お金がかかるといったこともご存じない場合が多いでしょうが、
素人であればあるほど、
頭で想像する「理想像」が勝手に作られ、
「簡単にできるでしょ!」
と、勝手に勘違いしている場合が多いですね。
話を戻すと、
ジェピスタにアプリ開発のご依頼をいただいた例の1つに、
「法人向け」と「一般向け」を両立させたサブスク動画アプリの開発があった、ということです。
「法人向け」であれば、
「その法人に属する会員のみに割り振られる番号」などもあって、
それを決済ページで入力してもらって、
ただし、
ユーザーは「マイページ」にて、それを変更することができないようにする、といった仕様にします。
これは、「その法人に属する会員のみに割り振られる番号」をユーザー側で変更できるようにすると、その法人としては都合が悪いといった事情があったためです。
他方、
この「その法人に属する会員のみに割り振られる番号」は、
「一般向け」の方々、
つまり、
「一般ユーザー」には、全く関係がないので、
そもそも、その「その法人に属する会員のみに割り振られる番号」欄を、一般ユーザーからは閲覧できないようにする、
といったプログラムも実装する必要がありますね。
つまり、
こういった細かいことが、
すべての場所で発生してきます。
1つを両立させるのは、
理想であり、
頭では簡単に想像ができますが、
それを形にするのは、
お金もかかり
大変なこともありますが
なかなか楽しいチャレンジでもありますね。