「動画コンテンツを、海外に販売したい」といった場合、いくつも気をつけなければならいことがあります。
本記事では、海外向けの動画配信サービスを開発することを専門としているジェピスタが、
実際に海外向けの動画サイトを開発してきた経験をもとにお話しします。
「これから動画コンテンツを外国人に対して販売したい」とお考えの方にとって、ご参考になれば幸いです。
「動画を「英語」で販売する」ということは、どういうことか?
たとえば、英語圏の方をターゲットにする場合、
動画を「英語にする」というのは、想像に難しくありません。
そして、無論、
動画だけを英語化しても、
外国人ユーザーは、サイトの使い方や決済の仕方も分からないので、
当然、サイト全体・アプリ全体を全て英語にしなければなりません。
この「サイト全体を英語化する」ということは、
つまり、どういうことを副次的に発生させるか?
といった点を発想しなければなりません。
たとえば、
貴方が、その動画サイトにおいて、
「日本人も動画購入できるサービスとしたい」と薄っすら思っている場合、
その動画配信サービスでは、サイト全体が英語になっているため、
日本人は事実上、そのサービスを使えなくなります。
これは、なにも極端に言っているわけではなく、
つまり、
貴方が「とあるリンク」をクリックして、
開いたページが、全て英語で表示されたら、
瞬時に、ブラウザバック(戻る)することでしょう。
この行動について、話せば長くなるので割愛しますが、
遷移したウェブページが英語で表示される場合、
日本人は、瞬時に「戻る」をするのが、確実な行動パターンです。
つまり、
日本人のための動画サイトと、
外国人のための動画サイトを、
分けて開発する必要がある、というのが基本になってくる、ということです。
つまり、
「開発費やその他のコストが倍増する」ということを意味します。
ちなみに、ジェピスタで動画サイトを作る場合、
1つのサイトを多言語化することも、過去にそういった開発をしているため可能です。
動画をオンラインで販売する、ということは、
ユーザーにカード情報を入力してもらう、ということです。
カード情報を入力するときは、
しっかりと母国語に翻訳された決済ページでなければなりません。
決済をしてもらうためには、カード情報を入力してもらわなければいけません。
そして、
カード情報を入力してもらうためには、
安心できる環境を提供するのが大前提であるからです。
動画を英語吹替えにする
外国人向けに動画コンテンツを販売する、といった場合、
外国語吹替えにするのは、必須でしょう。
字幕だけで、十分と考えるのは安直です。
重要なこととして、
動画を吹替えする場合、
その吹替えされた後の、吹替え動画での「声質が、その方の元の声質であるか」といった点があります。
つまり、英語吹替えしたあと、
その方の声が、全く違う方の声になっていないか?ということです。
これは結構抜けている点なので、
吹替えをされる場合、この点はしっかり確認されるといいでしょう。
なお、ジェピスタは吹替え業務を受けており、
したがって、外国人向けの動画サイトの開発と併せて、
動画の吹替え業務をご依頼いただくことも可能です。
吹替えをされる場合、この点はしっかり確認されるといいでしょう。
吹替えについては、一般の業者にご依頼される場合よりも、
相場の五分の一程度です。
「海外向けに動画を販売する」といっても、
・どういった動画を販売するのか?
・どこに販売するか?
・どういった価格帯か?
といったことなど、
形態はさまざまであり、
よって、お話しできる内容も、アドバイスも変わってきます。
「日本」だけでなく「海外」という広い市場を狙っていきたい!
という志の高い、貴方のような方が、
もっと増えると、
外貨を稼ぐことに繋がり、
日本経済も、元気になっていくことでしょうね。