日本国内の日本人ユーザー向けだけでなく、海外ユーザーに向けても動画配信サービスなどで、動画やデジタルコンテンツを展開していく、といった場合、
重要なポイントとなるのが、「決済通貨の選択」です。
サイトを、英語やその他の外国語に対応させることはもちろん必須なのですが、
それだけでは不十分です。
サービスを海外で販売していくうえでは、日本円(JPY)だけでなく、
基軸通貨である米ドル(USD)での決済手段を提供することが海外ユーザーを獲得するうえでの大原則です。
なぜかというと、
例えばタイに住んでいる方はタイバーツ、フィリピンに住んでいる方はフィリピンペソ、インドに住んでいる方はインドルピーで日常生活を送っています。
たとえば貴方が動画コンテンツを販売する場合、
日本円で「15,000円」と表示されていても、
彼らにとって、「それがどれくらいの価値なのか」ということを瞬時に直感的に理解するのは難しいためです。
しかし、これが「100ドル」などと米ドルで表示されていれば、
彼らは、頭のなかで直感的に自国通貨に換算して、
瞬時に、かつ感覚的に価格帯を把握することができます。
これは逆の立場で考えると分かりやすいと思います。
私たち日本人が、例えばタイのネットショップで「10,000バーツ」と表示されていても、瞬時にピンときませんね。
他方、
もし「100ドル」と表示されていれば、「だいたい14,000円くらいかな」とイメージしやすいですね。
つまり、海外向けに動画配信サービスやアプリを展開する場合、
米ドルでの価格表示・決済を導入することは非常に重要です。
もし日本円だけでの決済に限定してしまうと、
ユーザーにとって料金の感覚がつかみにくくなり、サービスに対して心理的な距離が生じてしまいます。
心理的に、
「ちょっと分からないな・・・」
「日本円なのね・・・」
といった感覚を持たせてしまう余地を生ませてしまうようであれば、
購買意欲は、そこ時点で下がります。
ジェピスタでは、動画配信サービスやそのアプリ開発を専門としており、海外展開を視野に入れたシステム設計も行っています。
たとえば、サイト表示を英語に切り替え、料金も「月額100ドル」など、
米ドルで表示・決済できるように対応しています。
さらに、動画などのデジタルコンテンツだけでなく、物理的な商品を海外に発送するようなECサービスもアプリ化することが可能です。
海外向けに動画配信サービスやその他のデジタル商品を販売していきたいと考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
以下は、「円決済」に加えて「ドル決済」を導入した、ジェピスタでサービスを開発する場合の導入例です。